日模モーターライズ戦車

突然の戦車ですが、実は遅ればせながら大日本絵画より出版された画集、高荷義之「プラモデル・パッケージの世界」を入手し、もろにインパクトを受けてしまいました。この画集にある箱絵は戦艦、航空機どれも素晴しいのですが、編集の中心になっている戦車の画がやはり圧巻でした。むちゃくちゃ懐かしい箱絵に会えたりして実に感動でした。最近英国で出版されたエアフックスの本を見ていてもそう思うのですが、私の場合、素晴しい箱絵で夢を見させてくれる限り(これは私のモデラーとしての限界でもありますが)どんなキットでも買ってしまいますね。^^;

幼い頃、模型屋さんの天井近く高い所に飾られている大スケールの高価なキットは必ず戦車だった記憶があります。個人的にはイマイのラジコン1/15ドイツ四号戦車やアイハラの61式戦車が記憶にあります。憧れの的でした。小学生の頃はクリスマスや誕生日にタミヤ1/21ドイツ三号戦車やM4シャーマン戦車を、どうせならデカイ箱を〜というセコイ理由で親にねだって買ってもらったクチですので、今回、画集でこれら戦車との再会は〜寝ている子を起こされた感じで〜ヤバイです。^^;中学生の頃は飛行機だけでなくMMシリーズの1/35ドイツ戦車なども作り、タミヤニュースの「これだけは作ろう!」を参考に、タミヤ1/35タイガー戦車沍^を後期量産型に改造〜なんてやっていたので下地はある訳です。(そんなおオオゲサなものじゃない!)

まあ、この浮気も感化されやすい私故。^^)一時的なものでまたすぐ元に戻ると思うんですけど(爆笑)今回特にこの画集で私の全然知らなかった世界、日模のモーターライズ戦車シリーズを発見(!?)して魅了されてしまいました。特に1/30スケールが私のレトロ趣味とマイナー趣味をくすぐりまして今、大変興味を持っています。すでに全ての1/35ドイツ戦車(レオパルドも)と1/30の三号戦車、四号戦車シングルは入手しました。もちろん素晴しい高荷先生のパッケージ・アートです。最初1/30と1/35は同一キットの表示替えかな?と思ったのですが、日模は同じアイテムを1/30と1/35で発売しており、それも1/35の後に1/30を発売していたのはちょっとした驚きでした。週末は童心に帰り日模の1/35モーターライズ四号戦車を組んで走らせました。そうです。一日で組んで走らせるのです。^^)モーターライズ戦車なんて何十年ぶりでしょう..? キットは1968年製ながら実車さながらに転輪を軋ませ実に良く走ります。イヤ〜、作って遊べる模型ってホント楽しいですね。^^)

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